新電力会社(PPS)のローソン「まちエネ」とは?

電力自由化を契機に電力の小売りに参入したローソン

虹の色の布これまで家庭や商店向けの電気は、首都圏は東京電力など各地域の電力会社が独占的に販売を行っていました。
2016年4月から、電気の小売業への参入が全面自由化されることによって、電気をどの会社から買うか選ぶことができるようになりました。
この流れに乗るために、ローソンと三菱商事が共同事業会社を設立し、小売電気事業者の登録申請を行い電気の小売業への参入に乗り出しました。

ローソンが新電力会社(PPS)として参入

新会社の名称は「MCリテールエナジー」で、三菱商事が84%の出資を行い、資本金は2億5,000万円という規模で設立されます。
事業計画では、2016年2月以降、首都圏を中心に受付を開始して、4月から電力供給を開始する予定です。
「MCリテールエナジー」は、主に「ダイヤモンドパワー」という三菱商事と中部電力が出資して設立した新電力会社から電力を仕入れます。
ダイヤモンドパワーは中部電力エリアに加え首都圏への特別高圧や高圧電力をビルやホテルなどの商業施設を主体に電力供給をしてきましたが、「MCリテールエナジー」への電力供給を行うことで一般家庭向けの低圧電力小売にも関係することになりました。

ローソンは身近で安い電力の供給に期待大

ローソンは関東圏に約4,000店舗を展開しており、そのネットワークを通じて、店頭とWEBを効果的に活用して顧客獲得をする戦略をたてています。
コンビニ業界で電力小売業者として名乗りをあげたのは、コンビニの中では最初です。
電力サービス名はまちエネと命名され、マチのひとりひとりの毎日を、身近で支えていくという姿勢をローソンしめしたという気持ちがこもっています。
安心できる電力を、わかりやすい内容で、かんたんにさらにおトクにというコンセプトも前面に出してPRを展開しています。

ポイント還元やコンビニ独自のサービスが魅力

コンビニとして私たちにとって身近な存在ですが、電気を売るなどとは想像もつきませんでしたが、三菱商事が中部電力から電気を作りだし、コンビニとしての顧客を利用して小売りを展開するというニュービジネスの始まりです。
もちろん、「MCリテールエナジー」から電力を購入すると、pontaポイントが付与される計画です。
電気料金プランは基本プランが発表されていますが、旧大手電力会社よりは格安の設定となっているようです。
まちエネのホームページでは、現在の電気料金をもとにどのくらい安くなるか試算できる料金シミュレーションを行うことができます。
ホームページから電力乗り換えの申し込みもできるので、まず、シミュレーションしてみて、どれくらい安くなるか検討してみて、電力自由化に合わせて電力会社の乗り換えを検討してみるのも面白いです。